高性能PEEKフィルム

APTIV™フィルムはVICTREX™ PEEKポリマーがもつ高性能を薄型フィルムにした製品です。

多用途展開を可能にする高性能薄型フィルム

VICTREX™ PEEKポリマーの材料性能のすべてを薄型フィルムで発揮するAPTIV™フィルムは、厳しい応用環境において優れた耐久性と信頼性をもたらします。 

あらゆる二次加工に対応

APTIV™フィルムは、幅広い二次加工に対応しており、優れた物性と良好な加工性は製品設計者やエンジニアに大きな設計自由度をもたらしてくれます。ビクトレックスは社内でのフィルム加工能力に加え、フィルムの二次加工を専門とする加工メーカ各社様とグローバル・ネットワークを展開しています。お客様のニーズに適した加工方法のご提案や加工メーカ様のご紹介をします。
APTIVフィルムは、従来型のコーティング機器を使い、シリコンおよびアクリル接着剤、Bステージ加熱活性化接着剤、ハードコート、ラベル用の印刷可能トップコートなど、様々な材料でコーティングできます。接着力を高め、さらなるコーティング・オプションを可能にするために、APTIVの表面エネルギー改良グレードをご利用いただけます。 真空蒸着、スパッタリング、無電解析出、金属箔の直接熱接合をはじめ、APTIVフィルムと金属の接合に様々な工程が使えます。アルミニウム、銅、ステンレス鋼をはじめ多くの金属は、接着剤を使わずにAPTIV熱可塑性フィルムに接着可能です。
熱可塑性であるAPTIVフィルムは、バッチプレスやロール・ツー・ロール工程を使って金属、ファブリックや強化・非強化ポリマーフィルムなど様々な基材に熱ラミネート加工可能です。ラミネート製品の開発に使う当社の高温真空積層プレスシステムは、接着剤を使わずにAPTIVフィルムを基材に接着できます。 カスタマイズされたコンポーネントを設計する場合、APTIVフィルムは熱成形工程で様々な部品に形を変えられます。ビクトレックスは、中国・上海の自社技術センターに熱成形施設を持っています。このユニークなセンターは、材料選定、部品試作、試験、熱成形品の分析で世界中のAPTIVフィルムのお客様をサポートしています。また、お客様の施設での生産を可能にする、カスタマイズされた加工研修も提供しています。
APTIVフィルムはダイカットおよびスタンピング加工ができるため、お客様はご自身の製品に適した様々な形やサイズのワッシャー、ガスケットなどの部品設計が可能です。多くの加工メーカが機械的手法を採用されていますが、APTIVフィルムを使ったレーザー切断やウォータージェット手法も効果的な加工方法です。
熱、超音波、レーザー、いずれの形でもAPTIVフィルムは様々な基材に溶着可能です。フィルムを融点まで熱し、十分な圧力を加えて溶融ポリマー表面を基材と密着させて、溶着します。
eブック
APTIV DBXは、マイクロスピーカーの一貫性および生産量向上をもたらします。
eブックをダウンロード
事例
APTIVフィルム製の熱音響ブランケット(TAB)絶縁システムは、PFVフィルム製のTABシステム比で、最大60%の軽量化につながります。
Fast Facts

Hi, do you have PEEK questions I can help with?

Vic
This Chatbot relies on generative AI to help you find content on this Victrex website. Please verify the output. Victrex is not liable for any damages or losses as a result of your use of this Chatbot.